古事記によると、壱岐島は日本で5番目にできた島であり、現在1000以上もの神社が存在する神の島といわれています。この小さな島に、これだけ沢山の神社があるのは何故なのか?それは、壱岐島が神降臨の地として、歴史的に名高い聖地であることの証明です。

 男嶽神社は、1000近くある神社の中でも、最も歴史が古く由緒正しい、エネルギーレベルの高い神社だといわれています。

その由来は、最初の神である「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)や「月読命」(ツクヨミノミコト)がこの地に降臨した際、男嶽神社に降り立ったという記録が古事記に残っていること。また、その二大神を導いた「猿田彦命」(サルタヒコノミコト)が御祭神として鎮座していることからも伺えます。

 このサルタヒコノミコトが二大神を導いた時にできたといわれるのが、壱岐の海岸にある「猿岩」という大きな猿の形をした岩で、今では壱岐の観光名所となっています。

 また、サルタヒコノミコトという名前にちなんで、男嶽神社には260体以上もの猿の石像が鎮座しています。壱岐と猿の不思議な関係は今もなお続いているのです。

2000年以上もの長きに渡り、神代(かみよ)の時代から脈々と続く、歴史ある神社が身近に存在しているという事実に、ご参拝の方々は驚かれます。また壱岐には神棚がある家庭が多く、神主さんに自宅に出向いてもらう「宅神祭(たくじんさい)」も盛んです。

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  • お問い合わせ:0920-45-1881 男嶽神社社務所(吉野)
  • 住所:長崎県壱岐市芦辺町箱崎本村触1678
  • 芦辺港から車で15分

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