男嶽神社の歴史はとても古く、その存在は古事記にも記されています。その歴史は2,000年以上も昔、国産みの神話から始まり、太古の時代からこの地に続く、由緒正しき神社です。

古事記には、この男嶽神社は最初の神である「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)や「月読命」(ツクヨミノミコト)が降臨した地として記されています。

現在は“導きの神”である「猿田彦命」(サルタヒコノミコト)が御祭神として鎮座しています。

サルタヒコノミコトは「天比登都柱」「月読命」を、この地に導いてこられた神なので、現在は男嶽神社を守るご神体として祀られています。“導きの神”として強烈なパワーを発揮し、二千年以上もの長きに渡り、良い縁を導いています。

参考:

「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)・・・太陽の神、日本を作った全能の神

「月読命」(ツクヨミノミコト)・・・・・・夜を統べる、女性の神

「猿田彦命」(サルタヒコノミコト)・・・・この神社の御祭神。二大神をこの地に導いた神であることから、“導きの神”として、その存在を語り継がれることとなる。



古事記にも記されている由緒ある神社、それがこの男嶽神社です。明治時代までは、男嶽山全体が御神体とされており、人は入山が許可されないほどの貴重なスポットとされてきました。現在も、枯れ枝一本、石ひとかけら持ち帰ることすら、禁止されています。それだけにご利益がある聖地であると信じられており、全国から参拝客が訪れています。

また、男嶽山の麓から表参道の正式ルートを通って参拝すると、その霊力により不思議な力が宿るといわれる霊山です。

大昔、拝殿の横に石牛を奉納していた時代があったようですが、現在は御祭神であるサルタヒコにちなんで、260体を超える石猿が奉納されています。

 

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  • 住所:長崎県壱岐市芦辺町箱崎本村触1678
  • 芦辺港から車で15分

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